スタッフインタビュー

科長、各部門の主任・副主任へのインタビュー

リハビリテーション科 科長

 

Q1:リハビリテーション科の特徴について教えてください。


リハビリスタッフは医療・在宅部門合わせて80名を超えています。年代は4年目以上の中堅スタッフから10年目以上のベテランスタッフまで、比較的バランスよい印象です。当科では、入院中はもちろんのこと、在宅や地域に戻られてからのフォローまで、切れ目なく患者様に質の高いリハビリテーションを提供しています。

 

Q2:リハビリテーション科の良い所を教えてください。


80名を超える多くのスタッフが在籍していますが、スタッフ同士のコミュニケーションが密だと感じています。そのため、相互に協力したり相談したりしやすい環境にあると思います。また、ワークライフバランスにも重点を置き、働きやすい職場を目指しているため、有給休暇などを取得しやすい環境にあると思います。

 

Q3:スタッフの成長のためにどのようなことを心がけていますか。


教育体制について、新人教育体制をプリセプター制からチーム制へ移行し、新人スタッフのレベルアップに取り組んでいます。チームで関わることで中堅・ベテランスタッフのコミュニケーションにもつながり、双方の技術向上も図っています。全スタッフに向けてキャリアアップ指標を提示しており、当科の方針を示しつつ、自己目標を尊重するように心がけています。

 

理学療法部門 統括主任理学療法士

 

Q1:部門の特徴を教えてください。


新人スタッフから経験年数30年越え、ママさんパパさん理学療法士など幅広い層のスタッフが所属しています。特定手技の推奨はしておらず、装具療法やBobath、BiNIなど各々が患者様・利用者様の状態や状況に合わせながら、理学療法を実施しています。理学療法の質の向上のため、最近は装具勉強会や症例検討などに力を入れています。

 

Q2:スタッフの成長のためにどのようなことを心かけていますか。


人は誰でも、個別性があると思います。それぞれの成長スピード、プライベートを含めた環境、個々人が目指す理学療法士像などを踏まえながら、可能な範囲で同じ方向を向き、患者様・利用者様のために歩んでいけたらと考えています。その中で、スタッフの良い所を当科や病院のために活かしていくことを大事にしています。

 

作業療法部門 統括主任作業療法士

 

Q1:部門の特徴を教えてください。


作業療法士の活躍の場は、回復期病棟、介護療養型病棟、外来リハ、訪問リハ、運転支援部、通所サービスと多岐にわたります。ここ数年は、コロナ禍で病棟生活中心のリハビリとなってしまいましたが、今後は家事や屋外活動などに力を入れていきたいと思います。 地域認知症委員活動や健康教室にも職員を派遣しており、作業療法士として地域に貢献していきたいと考えています。

 

Q2:スタッフの成長のためにどのようなことを心がけていますか。


業務や治療の内容を後輩に教え言語化することで、自らの気づきにつながると思います。相互に関わりを持つことで、双方が成長する関係を目指していきたいと考えています。そして、生活に根差し、地域に貢献できる作業療法士を増やしていきたいです。

 

言語聴覚部門 統括副主任言語聴覚士

 

Q1:部門の特徴を教えてください。


当院では、失語症、構音障害、高次脳機能障害(記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など)、吃音、音声障害、ことばの発達、摂食嚥下障害などでお困りの患者様に対応しています。

 

Q2:スタッフの成長のためにどのようなことを心がけていますか。


一人一人が、よりよい言語聴覚療法や摂食機能療法が提供できるよう深く考え、さらに言語聴覚士同士で、協力し、相談し、学び合うようにしています。研修会に参加したり、自ら研究したり、地域での活動に参加したりし、それぞれの状況に合わせて自己研鑽できるよう心がけています。

若手・中堅スタッフへのインタビュー

2023年度入職 作業療法士  

 

Q1:入職した理由やきっかけを教えてください。


実際に病院を見学した際に、回復期病棟の他に、デイサービスや通所・訪問リハビリなどをローテーション制で勤務することを知りました。様々な環境で働くことで知識や技術の他にも自身の成長にも繋がると思ったのが入職するきっかけです。

 

Q2:実際に入職してみてどうですか。


最初は、慣れない環境で覚えることが多く大変でした。分からないことや不安なことは、先輩方に相談をしやすい環境で安心しています。今でも覚えることは多いですが、少しずつ業務にも慣れてきて日々やりがいを感じています。

 

Q3:リハビリテーション科の教育体制はどうですか。


新人教育の体制がしっかりしていると思います。見学・模倣・実践の段階的な流れで行うことができ、不安な部分があれば繰り返し実践することができます。自分に対しても患者様に対しても安心・安全なリハビリを提供することができると感じています。

 

Q4:今後の意気込みを一言お願いします。


まだまだ未熟な面が多いので、技術面や知識はもちろん、患者様との関わりなどについても先輩方からたくさん学び吸収していきたいです。そして患者様に信頼されるように日々頑張っていきたいです!!

 

 

 

2019年度入職 理学療法士

 

Q1:現在の仕事内容を教えてください。


介護療養型病棟と外来でのリハビリテーションを担当しています。主に長期療養中の患者様へ廃用症候群の予防を目的とした介入や、外来にて医療機関退院後、更なる機能・動作改善を目指す利用者様へ理学療法を提供しています。

 

Q2:職場環境の特徴を教えてください。


理学療法部門では定期的な症例検討会や外部講師を招いて勉強会を開催しています。普段から親身に相談に乗ってくれる先輩も多いため、臨床経験の少ない若手にとって学びの多い環境だと思います。

 

Q3:現在、力を入れて取り組んでいることを教えてください。


基本的なことにはなりますが、患者様や利用者様の目標達成や問題点改善に向けて、質の高い理学療法を提供できるよう日々知識や技術の研鑽に取り組んでいます。

 

2009年度入職 作業療法士

 

Q1:現在の仕事内容を教えてください。


 回復期リハビリテーション病棟にてリハビリの主任、統括副主任をしています。臨床で患者様を治療しながら、管理業務も担っています。

 

Q2:職場環境の特徴を教えてください。


勉強会を積極的に開催し、治療のスキル向上に取り組んでいると思います。

 

Q3:現在、力を入れて取り組んでいることを教えてください。


作業療法士としては様々な学会や研修会を通して、治療法のアップデートを続けることです。管理業務の面では各スタッフがワークライフバランスを保てるよう相談や調整に力を入れています。

 

2017年入職 言語聴覚士

 

Q1:現在の仕事内容を教えてください。


回復期リハビリテーション病棟と外来の言語聴覚療法を担当しています。失語症、構音障害、高次脳機能障害、 摂食嚥下障害などの言語聴覚療法を行っています。

 

Q2:職場環境の特徴を教えてください。


毎年、興味のある学術総会に参加し、伝達講習を行い学んだことを共有しています。臨床において必要な情報を共有し、リハビリ内容などを相談して助言をいただけるので働きやすい職場です。

 

Q3:現在、力を入れて取り組んでいることを教えてください。


学術総会や勉強会で学んだことを日々の臨床へ活かして、より良い言語聴覚療法を提供できるよう心がけています。県士会活動や地域活動に参加し、ご高齢の方々や失語症がある方々などへのサポートにも力を入れています。